岐阜県内の自動車部品関連企業 各位
(※本メールは、アンケート調査協力(メールアドレスを記載)いただいた方、EVセミナーにご参加いただいた方、岐阜県中央会(EVアドバイザー)と名刺交換させていただいた企業様に一斉配信しています)
岐阜県中小企業団体中央会では、岐阜県補助事業「自動車産業EV化対応事業」を実施し、
県内の自動車関連事業者のEV化への課題対応を支援しています。
■バックナンバーはこちら 岐阜県公式ポータルサイト(https://www.pref.gifu.lg.jp/site/carsupport/list274.html)
(本記事は2023/12/16~2024/1/16間に発表された情報をもとに作成しています)
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【1】県内中小部品サプライヤーに対する応援コラム 「中央会との連携でEV化対応に新たな一歩を!!」
【2】世の中のカーボンニュートラル等の動き
【3】自動車および部品メーカーなどの動き
【4】セミナー、イベント(展示会、商談会)情報
【5】補助金関連情報
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【1】県内中小部品サプライヤーに対する応援コラム
「中央会との連携でEV化対応に新たな一歩を!!」
岐阜県中小企業団体中央会 専務理事 川本 敏
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昨年末、EVアドバイザーのお一人からこんなご指摘をいただきました。
「読者の皆さんは、岐阜県中小企業団体中央会(以下:中央会)がそもそもどんな団体なのか、ご存じないかもしれない。また、中央会が何故、企業のEV対応支援に取り組んでいるのかが伝わっていないのではないか。専務から新年号できちんと発信するべきだ」と。
成程と思いペンを執りました。まず、中央会とはどんな組織かです。
堅く言えば、戦後に法制化された「中小企業等協同組合法」に則り全国47都道府県毎に設置された団体で、中小企業組合などの事業や運営をサポートする専門の特別法人です。
大企業と中小企業では対等な関係構築が難しいので、中小企業が組合等の連携体を作り相互扶助の共同経済活動を行うことで、補完による強みを創出することが有効です。中央会はその推進母体とお考え下さい。企業連携のコンセプトは、英国産業革命下で誕生した「ギルド」まで遡るもので、日本では二宮尊徳の「農村改革」を支えた原理ともされます。
岐阜県だけで約500の組合があり、受注・販売・生産・研究・金融・教育・受電・情報提供など様々な共同経済事業が行われています。岐阜県中央会では、「連携の力で無限の可能性にチャレンジ」をスローガンに、Face to Faceで膝を突き合わる姿勢で、連携体組織のより良い運営に向けたサポートを行っています。
一方、競争力強化のために企業が単独で行う取り組みも、ものづくり補助金やDX推進事業等を通して、強力に支援させていただいています。どんなご相談にもお応えします。
次に、岐阜県中央会が、何故、自動車EV化対応支援事業を行っているかです。
第一に申し上げるべきは、私たち中央会は、中小企業の皆さまの支援機関として、県下全域を対象に、中堅から零細まで規模の大小を問わず、幅広い業種の皆さまと繋がりを持つ唯一の商工団体であることです。
このため、EV化対応という産業界の重要課題を前に、メッセージや危機感を広範に共有する基盤がある私たち中央会にこそ、取り組むべき使命があると考えました。全国的なネットワーク力や政府や行政への施策提言力を活用し、中小企業の皆さまの生の声を発信できるという組織本来の強みも、事業推進の原動力になります。
第二に、岐阜県中央会の職員は、「中小企業は国の礎」との気持ちで、企業の身近でお役に立ちたいとの想い、情熱に溢れていることです。裾野の広い自動車サプライチェーンが揺らぐ影響は大きいだけに、中央会の潜在力が試されるとの思いもあります。
また、有能な専門家がEVアドバイザーやスタッフとして参画いただけたことも大きな動機です。自動車メーカー、産業支援機関、中小企業診断士、研究機関など多様なバックグラウンドをお持ちの方々が結集し、企業の課題に多角的に対応できる体制ができたと感じています。
岐阜県では、EV化対応を経済雇用再生戦略の主要課題に位置づけられ、有難いことに中央会を事業推進のパートナーとしていただきました。何が企業の皆様にお役に立つのか、日々試行錯誤の連続ですが、是非、皆さまの次の一歩を私たち中央会に応援させてください。
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【2】世の中のカーボンニュートラル等の動き
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○一般社団法人日本自動車工業会の新体制がスタート
いすゞ自動車(株)の片山代表取締役会長CEOが新たに会長に就任。
自動車業界の種々の課題を発表。その中で下記のEV化に関連した項目が挙げられています。
・競争力あるBEV・SDVの開発
(SVD:車と外部との間の双方向通信機能を使って車を制御するソフトウェアを更新し、販売後も機能を増やしたり性能を高めたりできる自動車)
・電動車普及のための社会基盤整備(○)
・国産電池・半導体の国際競争力確保(○)
・次世代電池の開発
・重要資源の安定調達 強靭な供給網の構築(○)
・サプライチェーン変革(円滑な業態転換・垂直統合への対応)
・競争力あるクリーンエネルギー(○)
(○印は、特に緊急度/波及効果が高い課題)
下記の日本自動車工業会のホームページより作成
https://www.jama.or.jp/release/docs/reference/2023/20231215_01.pdf
○2023年の国内電動車販売比率、暦年初の5割超 ラインアップ充実や燃料高を背景に
電動車比率(HV,PHV,EV,FCV)は50・3%と暦年ベースで初めて5割を超え、電気自動車(EV)比率も2%台に乗った。
下記の日刊自動車新聞電子版より抜粋
https://www.netdenjd.com/articles/-/296337
○中国が世界最大の自動車輸出国に 日本車はシェア維持へ正念場
下記の日刊自動車新聞電子版より抜粋
https://www.netdenjd.com/articles/-/295659
○連載「部品展望2024」(2)波乱のeアクスル市場 激化する「陣取り合戦」
下記の日刊自動車新聞電子版より抜粋
https://www.netdenjd.com/articles/-/295438
○連載「部品展望2024」(6)中国3千万台市場の商機とリスク 間合い計る日米欧メーカー 新車販売がついに3千万台を突破した中国の自動車市場。世界の自動車メーカーやサプライヤーはこぞって研究開発や生産関連の投資、取引先の開拓を積極化
下記の日刊自動車新聞電子版より抜粋
https://www.netdenjd.com/articles/-/296153
○自動車メーカー・電装部品メーカー・半導体関連企業の 12 社は、高性能デジタル半導体
(System on Chip/以下、SoC)の車載化研究開発をおこなう「自動車用先端 SoC 技術研究組合」(Advanced SoC Research for Automotive/以下、ASRA)を設立。
下記の自動車用先端 SoC 技術研究組合のホームページより抜粋
https://asra.jp/news/20231228_jp.pdf
○自動車部品メーカーが本気で取り組む異業種事業 自転車・農業・防災・ゲームなどへ新規参入
下記の日刊自動車新聞電子版より抜粋
https://www.netdenjd.com/articles/-/295668
○SDVへの移行で変わる自動車業界 目前に迫る「クルマのスマホ化」 EVシフトがSDV実現の追い風に
下記の日刊自動車新聞電子版より抜粋
https://www.netdenjd.com/articles/-/295656?page=1
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【3】自動車および部品メーカーなどの動き
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■トヨタ
東京オートサロン2024 モリゾウから新年のご挨拶
カーボンニュートラルに向けた現実的な手段として、エンジンにはまだまだ役割がある!
だから、エンジン技術にもっと磨きをかけよう!そういうプロジェクトを立ち上げよう!
下記のトヨタのホームページより抜粋
https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/40268527.html
■日産
千葉県南房総エリアにて観光地の脱炭素化を促進する電気自動車優遇施策を開始
下記の日産のホームページより抜粋
https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/240111-02-j
美瑛町と日産自動車、“これからの100年”をテーマに、美しい美瑛の自然を守るための「ブルー・プロジェクト」を始動
EVを活用した、美しい美瑛の未来と持続可能な地域共創に向けた包括連携協定を締結
下記の日産のホームページより抜粋
https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/240111-01-j
■ホンダ
新グローバルEV「Honda 0シリーズ」をCES 2024で世界初公開
~次世代EV向けの新「Hマーク」エンブレムを採用~
下記のホンダのホームページより抜粋
https://global.honda/jp/news/2024/c240110.html
いすゞとHonda、燃料電池大型トラックの公道実証走行を本日(2023/12/22)より開始
下記のホンダのホームページより抜粋
https://global.honda/jp/news/2023/c231222.html?from=newsroom_headline_area
ホンダ、カナダでもEV新工場の建設を検討
下記の日刊自動車新聞電子版より抜粋
https://www.netdenjd.com/articles/-/295924
■ソニー・ホンダモビリティー(株)
ソニーホンダ「アフィーラ」、LGとの合弁工場から電池調達 eアクスルもホンダ供給網を活用
下記の日刊自動車新聞電子版より抜粋
https://www.netdenjd.com/articles/-/296022
■BYD Auto Japan(株)
愛知県内に正規ディーラー2店舗目「BYD AUTO 岡崎」を開設
BYDのホームページより抜粋
https://byd.co.jp/e-life/dealer/
■ヤマハ発動機(株)
「東京オートサロン2024」 に初出展~小型低速EVの汎用プラットフォームの共創パートナーを探索~
小型低速EVの汎用プラットフォーム「YAMAHA MOTOR PLATFORM CONCEPT」の開発を行うとともに、領域を問わない幅広い活用アイデアや共創・協業パートナーの探索
下記のヤマハのホームページより抜粋
https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2023/1219/auto.html
■ジェイテクト
カーボンニュートラルに貢献するCO2直接回収システムを地域実証
ゼロカーボンシティ構想を推進する岡崎市と協定を締結
下記のジェイテクトのホームページより抜粋
https://www.jtekt.co.jp/news/2023/003579.html
■アイシン
アイシン、eアクスルの生産強化 中国・欧州を視野、グループ内拠点相互利用も
下記の日刊自動車新聞電子版より抜粋
https://www.netdenjd.com/articles/-/296106
■豊田合成
廃棄ゴム再利用プラントの処理能力を倍増 車載用に再生ゴムシート外販も検討
下記の日刊自動車新聞電子版より抜粋
https://www.netdenjd.com/articles/-/296185
■愛三工業
持続可能なものづくり変革に向けた新工場建設
~製造業の抱える課題解決に向けカーボンニュートラルとDX実現を推進~
下記の愛三工業のホームページより抜粋
https://www.aisan-ind.co.jp/news/2023/12/dx-2.html
■(株)明電舎 (東京都)
中国のeアクスル事業を見直し 量産時期「未定」に 製品とニーズにずれ
下記の日刊自動車新聞電子版より抜粋
https://www.netdenjd.com/articles/-/295429
電動ミニショベル用コンポーネントをコマツへ納入
~建設機械市場でも進む電動化への貢献~
下記の明電舎のホームページより抜粋
https://www.meidensha.co.jp/news/news_03/news_03_01/1244583_10499.html
■サンデン(株) (群馬県伊勢崎市)
当社のグループ会社である Sanden International (U.S.A.), Inc.は、生産体制を拡充す
るため、北米エリアでは当社初となる電気自動車(EV)向け電動コンプレッサーの生産ラインを本格稼働
下記のサンデンのホームページより抜粋
https://www.sanden.co.jp/ir/document/pdf/statement/info_20231228.pdf
■(株)コイワイ (小田原市)
3D プリンタ砂型立体造形技術を用いて、EV 車両向けアルミニウム軽量車体フレーム試作鋳造技術を確立させ、国内外の自動車メーカーに向けて受注活動を開始。
下記のコイワイのホームページより抜粋
http://www.tc-koiwai.co.jp/info/%e3%83%97%e3%83%ac%e3%82%b9%e3%83%aa%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%82%ae%e3%82%ac%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%82%b9%e3%83%88%e7%94%a8%e7%a0%82%e5%9e%8b%e8%a9%a6%e4%bd%9c-3d%e3%83%97%e3%83%aa%e3%83%b3/
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【4】セミナー、イベント(展示会、商談会)情報
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■シンポジウム(有料) 「電動車両技術の最新動向」
2024/2/2 ハイブリッド開催
実地:豊洲IHIビル 低層棟3階大研修室/1階アトリウム
オンライン:Zoom配信
(主催 公益社団法人 自動車技術会 電気動力技術部門委員会)
https://www.jsae.or.jp/assoc/event/gakkai/research/sympo/page20-23/
■シンポジウム(有料) 「車両電動化を支える伝熱技術と開発改革へのチャレンジ」
2024/2/13 ハイブリッド開催
実地:全国左官タイル塗装業国民健康保険組合 会議室
オンライン:Zoom配信
(主催 公益社団法人 自動車技術会 伝熱技術部門委員会)
https://www.jsae.or.jp/assoc/event/gakkai/research/sympo/page21-23/
■セミナー講習会(有料) 「EV用モータの基礎と応用」
2024/3/5 ハイブリッド開催
実地:公益社団法人 自動車技術会 4F 第1会議室
オンライン:Zoom配信
(主催 公益社団法人 自動車技術会 モータ技術部門委員会)
https://www.jsae.or.jp/assoc/event/gakkai/research/sympo/page23-23/
■セミナー 公開委員会(無料) 「自動車材料の最新動向」
2024/3/7 オンライン(Teams) 申込締め切り 3/5
(主催 公益社団法人 自動車技術会 材料部門委員会)
https://www.jsae.or.jp/news/detail/2275/
■展示会 脱炭素経営 EXPO
2024/2/28 - 3/1 東京ビッグサイト
(主催 RX Japan(株))
https://www.decarbonization-expo.jp/hub/ja-jp/about/dcm.html
■展示会 ものづくりワールド「名古屋」
2024/4/10 - 4/12 ポートメッセなごや
(主催 RX Japan(株))
https://www.manufacturing-world.jp/nagoya/ja-jp.html
【5】補助金関連情報
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●国
■中小企業のカーボンニュートラルの支援策
(https://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/global_warming/SME/pamphlet/pamphlet2022fy01.pdf)
中小企業のカーボンニュートラルに対する補助金や専門家サポートなどのメニューが網羅されています。
■事業再構築補助金 (https://jigyou-saikouchiku.go.jp/)
新市場進出(新分野展開、業態転換)、事業・業種転換、事業再編、国内回帰又はこれらの取組を通じた規模の拡大等、
思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援 (第12回公募 近日中に開始予定)
■ものづくり補助金 (https://portal.monodukuri-hojo.jp/index.html)
中小企業・小規模事業者等が取り組む革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの
改善を行い、生産性を向上させるための設備 投資等を支援
(第17次公募 3月1日公募締め切り))
●岐阜県
■DX人材確保事業費補助金 (https://www.pref.gifu.lg.jp/page/212895.html)
DX人材獲得事業
・登録人材紹介事業者の利用に係る人材紹介手数料
DX人材活用事業
・登録人材紹介事業者の利用に係る人材紹介手数料
・DX人材活用に係る報酬・委託料
■プロフェッショナル人材確保事業費補助金(https://www.pref.gifu.lg.jp/page/16850.html)
プロフェッショナル人材獲得事業
・プロフェッショナル人材の雇用に伴う人材紹介手数料
副業・兼業人材活用事業
・プロフェッショナル人材の活用に伴う人材紹介手数料
・旅費(補助事業者が負担する県外のプロフェッショナル人材の移動に要する交通費及び宿泊費。
●ソフトピアジャパン
■DX・IT研修
社内の課題や育成したい人材等のヒアリングを基に、研修内容の提案を行います。また通常研修ではできない、自社の環境・自社のデータを用いた実践的な研修も可能。
https://training.softopia.or.jp/ordermade/
●岐阜県中央会
■EVアドバイザーによる相談窓口を開設中
【相談時間】9:00~17:00(土、日、祝休み)
【問合せ先】058-277-1102(担当:光嶋/小林)
■EV化対応の計画策定支援(http://www.chuokai-gifu.or.jp/chuokai/ev/index.html)
専門家とともにEV化対応(課題解決/事業転換)に向けた計画策定をサポート
しています。お気楽にご相談ください。(費用無料)
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組織支援課(TEL:058-277-1102)までお知らせ下さい。
【発行元】岐阜県中小企業団体中央会 組織支援課(EV事業担当)
【所在地】岐阜市薮田南5丁目14番53号 OKBふれあい会館9F
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https://www.pref.gifu.lg.jp/site/carsupport/
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