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県内先進組合事例
 武芸川町特産品開発企業組合
住所 〒501-2601 岐阜県武儀郡武芸川町谷口1223番地
TEL 0575(46)1391 FAX 0575(46)1391
設立 平成12年1月 組合員数 12人
出資金 242万円
実施事業 武芸川町特産品等(食品:つるむらさきうどん)の製造及び販売、飲食店の営業
専従理事 5人 雇用従業員 15人
山の空気と清水で育つ「つるむらさき」を特産品に

農業婦人クラブが開発した「つるむらさきうどん」を町全体が応援し、町の特産品とするための拠点として企業組合を設立した。
武芸川町の農業婦人クラブが製造に成功した健康食品『つるむらさきうどん』を町の特産品として定着させ、常時販売し、また飲食の場所もつくることを目的に、農業婦人クラブメンバーと町議会議員計9名が企業組合を設立した。つるむらさきの栽培からつるむらさきうどんの製造、販売、宣伝とすべてを町の人の手で行い、本物の自分たちの町の特産品として浸透しつつある。

平成12年4月、古い民家を借りて改修し、ほのぼのとした趣のある店舗を開店し、プロの料理人の指導もあり美味しいうどんと料理を提供している。店舗の立地がフリー客を拾うことが難しい場所ではあるが、つるむらさきうどんの生産は、収穫に限りがある「つるむらさき」の収穫が間に合わなくなりそうなほど営業は順調である。店舗の営業だけでなく、イベントへも積極的に参加しPR活動に努めているが、イベントが土・日曜であるため、店舗の営業とイベントで忙しく人手が足りない状況である。しかし、上下関係なく組合員全員が経営者意識を持ち一丸となっている組織であるため、話し合いによりローテーションを組み、組合員全員の力で、組合を支えている。

将来的には、『つるむらさきうどん』の販売に留まらず、食パンやアイスクリ−ムなどに「つるむらさき」を使用し新商品も手掛けていこうと考えている。さらには、つるむらさきに係わり、従事する人を増やし、町の発展につないでいこうとしている。
店舗「つるや」外観

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