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県内先進組合事例
 下呂温泉旅館協同組合
住所 〒509-2207 岐阜県益田郡下呂町湯之島801番地の2
TEL 0576(25)2064 FAX 0576(25)5483
設立 昭和38年9月 組合員 49人
出資金 5,849万円 地区 益田郡下呂町及び萩原町
主な業種 旅館業 組織形態 同業種同志型
専従理事 1人 組合専従者 6人
連携先 下呂町、社団法人下呂町観光協会、町民ボランティア、他
URL http://www.gero-spa.or.jp
町を挙げての下呂温泉出前ボランティア

組合が中核となり、下呂町内の様々な組織や町民ボランティアを総動員して、温泉の町下呂の一層のイメージアップを図るため、温泉出前ボランティアを発足
当組合が阪神大震災で行った温泉出前のボランティアで好評を得たことなどが契機となり、下呂町、一般町民ボランティアをはじめとする官民一体で温泉出前ボランティア事業を立ち上げた。この事業は、ボランティアの精神を第一主義として実施するが、下呂温泉への再認識効果についても、即効性は求めないものの長期的に見れば、下呂の町、下呂温泉のイメージアップとなり、地域の活性化にとってプラスとなるような事業推進をめざしている。

地域社会のために、組合青年部を主体に実施していた温泉出前を、当組合が中核となり、下呂町役場、社団法人下呂町観光協会など下呂町内の18もの組織並びに一般町民ボランティアによって「温泉出前事業ボランティア実行委員会」を構成し、中部圏内の福祉施設を中心に事業推進している。走る広告塔としての効果がある温泉搬送専用タンクローリー車を導入し、温度を保った天然温泉を届けている。質の良い本物の温泉湯を味わってもらい、同時に温泉名入りタオルなども提供し、下呂温泉の効能をゆったりと楽しめるようにしている。また、過去に下呂町、下呂温泉へ足を運んでくれた人々への感謝の気持ちの表現とPR効果を兼ね備えた事業として推進している。

こうした社会福祉を基本とした活動が、組合員並びに温泉出前ボランティア事業委員会にとって、感謝を受けた体験が誇りとなり、町全体に連携の輪・一体感を作り出している。また、中・長期的には、下呂温泉への関心、イメージアップにつながり波及的に宿泊客の増加、下呂町・下呂温泉の発展に良い効果をもたらすものと期待される。
ボランティア活動に先駆けてあいさつする理事長 作業中のボランティアメンバー

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