高山市商店街振興組合連合会 |
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住所 |
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〒506-0025 岐阜県高山市天満町5丁目1番地 |
TEL |
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0577(32)2550 |
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FAX |
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0577(36)0356 |
設立 |
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昭和42年1月 |
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組合員 |
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10組合 |
出資金 |
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32万円 |
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組織形態 |
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商店街組合 |
主な業種 |
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物売小売業、飲食業 |
専従理事 |
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− |
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組合専従者 |
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1人 |
URL |
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http://www.takayamashishouren.net/ |
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各種支援策がある「ドリーミン」で、新規開業が容易に
「ドリーミン」事業は、出店者の費用負担が安価で共同店舗を3年間賃貸でき、新規開業が容易な空き店舗対策。事業の愛称も受け、注目度も高く話題性も豊富である。
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■ 背景と目的
観光都市である高山市は、高速道路等の交通網の整備に伴い、昨年度の観光客数は320万人と増加傾向にあるが、商店街においては、後継者難により空き店舗が増加してきており、沈滞化現象が進んでいる。当組合は、高山市の支援を受けながら、平成9年度より空き店舗への支援事業を推進してきたが、個店を対象とした財政支援的要素が強く、商店街の振興を図る街づくりには至らなかった。そのため、平成12年度に起業家の育成、街中の賑わい創出の向上を目指した「起業家支援等を目的とした空き店舗活用事業」を組合が事業主体となり実施した。
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■ 取り組みの内容
事業名を「ドリーミン」と命名、建築家等外部の人材を含む実行委員会を結成し、企画運営を行った。内容は、対象となる空き店舗を改装、ミニスペース化し、最長3年間の期間限定で、出店者の費用負担は店舗の維持費のみに軽減を図る。第1弾の店舗名を「pod」(ポッド)とし、平成12年12月10日(日)、応募者48名より選考した4人(グループ)の出店者と契約、開店した。更に第2弾として、事業のオリジナル性やIT関係の事業を重視するとともに、市民、観光客、出店者間の交流が図れる宮川(高山市内の街中を流れる川)に接する空間(四つ葉こみち)の設置、障害者等の起業家もチャレンジしやすいようにバリアフリー対応型とした店舗名の「四つ葉」を平成14年4月28日(日)に応募者23人より選考した4人で開店した。
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■ 成果
内容の特徴と話題性を持ち、また、イベントに準ずる事業とすることができため、街中の賑わいの創出に貢献できた。話題性については「pod」(ポッド)の開店日の来客者数は813人、「四つ葉」は1,766人とミニスペースと思えない多さであり、ホームページへのアクセス数及び書込み件数も多く、高山の商店街の活性化に寄与した。実行委員会による広報活動等、出店後も含めた支援策があり、出店者には成果がでている。
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