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県内先進組合事例
 流葉観光開発協同組合
住所 〒506−11111 飛騨市神岡町東町378番地 神岡商工会議所内
TEL 0578-82-1130 FAX 0578-82-5870
設立 昭和46年3月 組合員 24人
出資金 7,850千円 組織形態 異業種連携組合
主な業種 民宿、ロッジ、レストラン
専従理事 0人 組合従業員
URL http://www.nagareha.jp/index.html
『グラウンド管理とスポーツ合宿の受け入れで需要を喚起』

スキー需要低迷の中、公共グラウンドの運営管理の指定管理者として、夏季サッカー合宿を受入れ、年間を通じた組合員の経営基盤の安定を図る。
■ 背景と目的
 当組合は、岐阜県最北端の神岡町(現飛騨市)で昭和46年「流葉スキー場」の周辺で民宿等を営む事業者により設立され、組合員の年間を通しての安定した経営を図ることを課題とし、スキー場オフシーズン時の集客を確保するため各種イベントを実施してきた。
 平成5年Jリーグの発足を契機にサッカーがブームとなり、隣接する古川町(現飛騨市)では、夏場にプロサッカーチームの強化合宿が行われ、少年サッカーチームの合宿等も盛んに行われるようになった。
 組合では、旅行代理店等に積極的に働きかけ、少年サッカーチーム等の合宿に組合員施設での受け入れをPR。また、合宿に必要なグラウンドへの対応として、それまでも夏季利用者向けに行ってきた町内公共グラウンドの利用貸し出しを神岡町の協力を得、組合の主体的な管理の下で行うようになった。
 組合では、平成18年に指定管理者として町内にある3面のグラウンドの運営管理と整備を受託。組合員施設への合宿誘致とグラウンドの運営管理を関連させ、組合員の夏場の経営の安定化を図っている。
■ 事業・活動の内容
 組合では、指定管理者として飛騨市より3面のグラウンドの申し込み受付等の対応と整備を受託。受付責任者を定め、予約受付、申込者との連絡・調整を行っている。また、整備については、グラウンドの状況を随時把握し、組合員総出で草刈り、石ころ拾い、清掃等を行っている。
 受付責任者は、グラウンドの申し込みと合宿所の受付を兼ねており、受付時に規模等を把握し、組合員施設の斡旋を行っている。
 また、組合員での担当者1名を配置し、マイクロバスによる組合員施設とグラウンドとの送迎を行い、利用者へのサービスを充実させている。
■ 成果
 グラウンド利用者の多くは、少年サッカーチーム等の合宿における利用であり、平成18年4,200人、平成19年5,300人、平成20年(1月〜10月累計)5,300人と増加している。
 平成24年、飛騨市において開催される「ぎふ清流国体」では、知名度を上げるための良い機会と捉え、今後益々、サッカー合宿の受入れを進め、組合員事業の一層の充実を図ることが期待される。

組合保有のマイクロバス

サッカー大会の様子


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