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県内先進組合事例
岐阜県既製服縫製工業組合
〜繊維産業の将来を担う新たな技術者の育成と技術の承継〜
住所 〒500−8384 岐阜県岐阜市藪田南1丁目11番12号 岐阜県水産会館5F
TEL 058-273-4030 URL   ―
設立 昭和49年12月 出資金 4,238千円
主な業種 既製服縫製加工業 組合員 61人
■ 背景と目的
 繊維業界では、2000年代初頭から外国製品の台頭や低工賃、若者の当業界離れといった諸問題に直面している。一方、当組合では外国人技能実習生共同受入事業に取り組んできたが、様々な問題に直面し、組合としての新たな方向性を探っていた。

■ 取組みの手法と内容
 はじめに、岐阜県中央会が実施している「組合等活動支援事業」(組合が抱える課題解決のための事業)を活用し、専門家の意見を参考にして、組合の方向性を検討する取組みから着手した。そこでは「提案型の縫製工場」「資格取得」といった着想を得て、「新たな技術者の育成と技術伝承」という方向性に辿り着くことができた。
 その後、岐阜県中央会の「組合等ブランド強化支援事業」(組合の今後の方向性を考えていく事業)を活用し、技術者の育成手法・育成計画の具体化を試みた。外部有識者に参画してもらうことで、広い視野と柔軟な発想を持って施策を検討することができた。
 さらに、昨年度より「組合等活動支援事業」を利用した研修会を開催し、有識者を招いて、様々な種類の服を丸縫いできるプロフェッショナルミシンオペレーターを育成するためのプログラムを実施している。成果として、技能士資格(婦人子供服製造技能士検定)へ挑戦し、複数の合格者を輩出することができた。また、副次的な効果として、参加者の増加に伴い、資格試験を21年ぶりに岐阜県内で開催することができた。さらに、一連の取組みが新聞媒体を通じて知られるようになり、新規組合員の加入や研修会の参加者の増加といった効果も出始めている。現在も研修会を継続して実施しており、最新素材をテーマに一貫生産の技術を磨いているところである。
■ 成果とその要因
 上記研修の参加者が技能士試験へ挑戦し、合格者を輩出することができた。要因としては、研修講師に国内でも著名な技術者を選定したことに加え、参加者も熱意のあるメンバーに絞り込んだことが挙げられ、難関と言われる資格を獲得することができた。また、残念ながら不合格であったメンバーは、次年度以降の合格を目指し、2級の合格者は1級の合格を目指すといったように、資格にチャレンジすることで、好循環が生まれている。


「技術者育成方法についての検討会の様子」

「技術者育成研修の様子」

■ 事業・活動 実現のキーファクター
 組合の方向性について、専門家の意見を参考にしつつ、組合員が一丸となり突き詰めて考え抜いたことで、その後の実行策の立案へとスムーズに繋げる事ができた。

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