駄知の観光スポット

稚児岩大橋をくぐり抜け、駄知町へ一歩入ると巨大な岩がお出迎え、「天然記念物稚児岩」です。
戦国時代、可児郡兼山城の家来で加藤彦右ェ門という人が駄知に来て暮らしていました。この夫婦には子供がいなかったので、観音様に一心にお祈りしていました。ある夜、観音様から「ここの西南の山上に有縁の池がある、私をそこに安置すれば子供を授けよう」とのおつげがありました。すぐに観音様を捧げてやってくると、この滝が洞でピタリと動かなくなりました。夫婦はそこに観音様を安置して毎日お祈りしていると、ある日急に空がかき曇り恐ろしいほどの夕立ちになりました。その時谷底から『おぎゃあ、おぎゃあ』と赤ん坊の声が、びっくりした夫婦は岩間を下っていくと谷底には大きな岩があるだけで赤ん坊の声も止まってしまいます。暫くして夫婦には玉のような子供が生まれました。それ以来この岩を稚児岩と呼ぶようになったということです。また別の話では、この岩は武蔵坊弁慶が持って来たとも言われています。

続いて現れるのが「どんぶり橋」です。

バイパスの開通に伴い駄知町に新しい橋が完成しました。
町民から橋の名前を公募したところ圧倒的多数で「どんぶり橋」に決定しました。また橋のデザインにも町民の意見が取り入れられ、窯元の町らしく「登り窯」をイメージしたデザインとなりました。

駄知町の新名所です。

ポケットパークの「町営電気事業記念塔」です。

70年ほど前、駄知町には自前の発電所がありました。農業中心の昔の社会ではものすごく画期的なことでした。それを記念して建てられたのがこの塔です。

なお、パークには「どんぶりまつり」等のイベントで集められた多くの方々の足型・手形が展示されています

駄知線跡地が「自然遊歩道」になっています。

30年前まで駄知から土岐市までを結んでいた東濃鉄道「駄知線」の跡地が遊歩道となっており、駄知町散策にはもってこいの散歩道になっています。




この散歩道に沿って「窯元の町 駄知町」を散策してみましょう。