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平成17年度 東濃地区 ふれあい交流会

開催日時  平成17年12月12日(月) PM6:30〜
開催場所  土岐市 セラトピア土岐
開催概要  テーマ : 「美濃焼産地の現状と今後の取組みについて
                        〜連携により新しい活路を探る!〜」

 専門家: (座 長) 日本福祉大学 経済学部 助教授 中村智彦
              東濃信用金庫 営業推進第一部 伊藤 健
              岐阜県イチイプロジェクト 代表 角田 惇
              美濃焼輸出プロジェクト 事務局
○地域経済、或いは他業種、他社の現況について認識する。

意見交換の様子
@多治見市、土岐市、瑞浪市の陶磁器・同関連製品製造業者数、従業者
 数、製造品出荷額の過去10年間の統計数値を見ると、一様に減少の
 傾向が窺える。
A東濃信金がまとめた景況レポート(短期的な景況動向のとりまとめ)を
 みても、「業況」は(悪化傾向)、「売上高」は(減少傾向)、「収益」は(減
 益傾向)という状況である。
B出席者からは、それぞれの業界、あるいは自社の業況について意見発
 表があった。
○現状の克服に向けた、組合・青年部、企業の取組みについて情報収集する。
@岐阜県の地場産業が、従来の地場産業の業態と、従来の地場産業を
 成立させていたマーケット(マーケッティング)を前提として、どんな努力
 をしても地場産業として生き残っていくことはない。
A中小企業の第2創業の取り組みにおいては、「弱み」、「脅威」といったマ
 イナス面を補うとことよりも、「強み」、「機会」を活かす。伸ばすといった
 考え方が有効。

岐阜県イチプロジェクト
代表 角田 惇

意見交換の様子
@経営に対する明確な理念を持つ。
  どういう"理念","方針"で取り組んでいくのか!
A経理に強くなる。
A市場性に敏感であれ! どこへ売っていくのか?
B徹底的な機械化(製造業)
C高級品、本物を追求していく!*陶磁器メーカーであれば作家になる。
D信頼関係の無いところに、連携する土壌は生まれない。
○事業のまとめ
@10年後のビジョンは地域の若手経営者が考えよ!
A市場は地球規模で考え、積極的に海外へ打って出よ!
B余力のあるうちに新しいことに取り組め!
C自社より弱い企業との連携は意味が無い!

座長 日本福祉大学
中村 助教授