8月以降における熱中症予防対策の徹底について(厚生労働省より) |
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標記につきまして、厚生労働省労働基準局、安全衛生部労働衛生課長より全国中央会を通じて本会に対し周知依頼がありました。
職場での熱中症予防対策については、平成21年6月19日付け基発第0619001号「職場における熱中症の予防について」(以下「基本対策」という。)によりお示しし、令和2年の職場における熱中症予防対策については、令和2年3月25日付け基安発0325第2~4号により「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」(以下キャンペーンという。)を実施し、業所管省庁や関係団体等と連携して取り組んでいるところです。
今般、7月末までに報告があった全都道府県の熱中症の件数をとりまとめた(別紙)ところ、昨年同時期と比較して、6月については、速報値ではあるものの、死傷者数が2倍以上となっていました。
例年、熱中症の発症は7月から8月にかけて急増するところ、今年は、新型コロナウイルス感染症に備えて「新しい生活様式」を導入したことに伴い、在宅勤務や業務量の偏りが生じているところも多くなっています。7月末からの気温の急激な上昇に対し、労働者が熱順化していないと、熱中症の発症や重篤化が懸念されます。 つきましては、8月以降の職場における熱中症予防対策の徹底に向け、上記の労働者の熱順化の状況を踏まえた対策の実施に留意する等により、基本対策及びキャンペーンに基づく職場での熱中症予防対策に一層の取組を進めて頂くようお願いします。
熱中症による月別の労働者死傷病報告数(別紙)【PDF】
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