不妊治療を受けながら働き続けられる職場づくりのためのマニュアルについて(岐阜労働局より) |
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このたび、岐阜県労働局雇用環境・均等室長より、本会に対し周知依頼がありました。
今、さまざまな企業で、社員が不妊治療を受けながら働き続けられる職場づくりに取り組む動きが広がっています。そうした職場づくりをすることによって、離職の防止や、社員の安心感やモチベーションの向上、新たな人材を引き付けることなどにつながり、企業にとっても大きなメリットがあるはずです。会社が、社員の事情に応じてサポートする姿勢を示すことは、働く本人に対しても一層仕事に打ち込みやすくなるなどの大きな影響を与えます。逆に、不妊治療と仕事との両立ができず離職する人材が増えることは、労働力の減少、ノウハウや人的ネットワーク等の消失、新たな人材を採用する労力や費用の増加などのデメリットをもたらします。
このため、不妊治療を受けながら働き続けられる職場づくりが望まれますが、不妊治療と仕事の両立支援には、決められたやり方はありません。不妊治療は、一定の年代の女性のみに関わることでは決してなく、男女や年齢層に関わらず治療に取り組みたいという人がいることも知っておきましょう。また、新たな制度を作るよりも、不妊治療を行う社員も働きやすい風土づくりが効果的な場合もあります。不妊治療と仕事を両立しようとする本人と周囲の上司・同僚は互いに支えられ合っていることの理解を浸透させ、ハラスメントのない職場づくりを進めることは、企業にとって大切なことです。
これから不妊治療と仕事の両立支援に取り組もうと考えている企業においては、本マニュアルがその推進の一助となれば幸いです。
詳細については、下記ホームページをご確認ください。
(厚生労働省ホームページ)仕事と不妊治療の両立について【HP】
不妊治療を受けながら働き続けられる職場づくりのためのマニュアル【HP】
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