新名鍛冶屋
|
田中鉄工所
|
|
※画像をクリックしていただくと各組合員の紹介をご覧いただけます。
|
|
住 所
|
岐阜県高山市片原町24
|
電 話
|
0577-32-0561
|
FAX
|
0577-32-0561
|
新名隆太郎さん
|
新名鍛冶屋は、3代目新名隆太郎さんの祖父が明治15年に創業。
鍛冶屋とういう職業が少なくなった現在も、当時と全く同じ手法で鍛冶屋を営んでいます。
幼い頃から先代の手伝いをしていた隆太郎さんは、ごく自然に鍛冶職人の道へ進み、これまで数多くの祭屋台に携わってきました。
|
現在は隆太郎さんの息子で4代目の清雄さんと共に祭屋台や神社仏閣の鉄金具製作・修理や、建築装飾金具などを主に手掛けています。
高山の祭屋台では、布袋台、鳳凰台、石橋台、龍神台の製作・修理を手掛けました。
|
新名清雄さん
|
鉄金物(池田町)
|
その他にも代表的な祭屋台製作・修理だけで、犬山市、小牧市、都留市、川越市、豊浜町、池田町の祭屋台を、「飛騨高山まつりの森」が所有する平成の祭屋台は全8台の鉄金具を製作しました。
隆太郎さんの若い頃は、小農具や飛騨タンスの金具、土蔵の肘金物の製作などが仕事の中心だったといいます。
|
現在ではその需要も少なくなり、祭屋台や神社仏閣等の鉄金具製作修理が主な仕事となっていますが、口コミなどで噂を聞いて他県から個人的に仕事を依頼してくる方も少なくないそうです。
屋台の鉄金具に限らず、鍛冶仕事はとにかく手間暇がかかり、屋台の新しい仕事では、図面を作成するだけで2ヶ月を費やしたこともあったそうです。
|
|
|
「鍛冶作業は、すべて手仕事ですから手間暇がかかりますが、それだけに仕上がった時の喜びは大きいです。日々反省と勉強の繰り返しで、これまで仕事を続けてくることができました。」と隆太郎さんは言います。
(組合広報部/取材)
|
|