元田五山

東彫刻

元田木山

若林繁夫
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住 所
岐阜県高山市大新町2-149
電 話
0577-32-4626
FAX
0577-32-4626


元田木山さん
 木彫作家・元田月山氏を父に持ち、「跡を継ぐのはあたりまえという感覚でした。」と語る勉さん。
 小さな頃はノミが危ないからと仕事場へはあまり入れてもらえなかったそうですが、それでも遊びの延長で簡単な仕事を手伝ったりしていたそうです。
 父の月山さんは、当時屋台修理などで名高かった初代・村山群鳳氏に師事され彫刻の世界へ入りました。
 元田さんは父のことを優しさと厳しさ両方を持った人でしたと教えてくれました。
 「父のことは、今になってわかる部分がたくさんあります。ノミの勢いなどは今でも真似が出来ない部分がありますし、高齢になっても仕事を続け、精神的にも凄い人だったと思います。」と語ってくれました。

平成の祭屋台「龍虎台」の彫刻
 祭屋台の彫刻では、「修理には修理の楽しさ難しさがあるけれど、先人の方々がつくられたものを崩さないようにと神経を使います。
 自分でデザインし、一からつくらせていただけるときは嬉しさもあり、彫っていてもやっぱり楽しいですね。」と勉さんは言います。

 過去の仕事には、高山市の石橋台、神楽台(八幡)、仙人台、龍神台、犬山市の浦島車、遊漁神車、小牧市の西王母車、都留市の下町屋台などがあります。
 また「まつりの森」の平成の祭屋台では、龍虎台の彫刻一式をデザインから任され、一から彫り上げています。

(組合広報部/取材)

 
 
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