屋台・山車・山鉾・神輿・社寺仏閣の新築、修理、修復「高山・祭屋台技術保存協同組合」


	住　所	岐阜県高山市春日町145
	電　話	0577-33-2591
	FAX	-

小島政一さん

　昭和22年から約40年間、岐阜県工芸試験場に勤務。
　その間、飛騨春慶塗の後継者養成や漆や乾燥の研究など様々な春慶塗の研究に着手し、業界に貢献してきました。

　岐阜県工芸試験場を定年退職した後、高山・祭屋台保存技術協同組合に参加し、現在まで数多くの祭屋台や社寺仏閣の修理を手掛けてきました。

　「修復という作業では、原型を崩してしまわないよう当時のままの姿にしてやることを常に心がけ、仕上げています。頭ではわかっていても、なかなか簡単には出来ません。奥が深いですね。」と小島さんは言います。

丹生川村「千光寺」の塗り修理

　代表的な修復作業としては、八幡の神楽台、飛騨総社の神楽台、八幡の鳳凰台、大八台、布袋台、金鳳台、宝珠台、行神台、古川町の神楽台、社寺仏閣では丹生川村の千光寺、高山市の法華寺などがあります。
　組合の仕事の他にも、岐阜県の春慶塗アドバイザーを勤め、岐阜刑務所受刑者への春慶塗の指導なども行っています。

（組合広報部／取材）